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結婚式で使える!BGM選びのコツ!


 結婚式は人生の中で最も記憶に残る、特別なイベントの一つです。絶対に成功させたい大切な日。様々な催しを試行錯誤されながら準備する方も多いはずです。

 準備をされるにあたって、会場内での背景音楽(BGM)を悩まれる方が多くいらしゃいます。結婚式のシーンごとに細かく選曲する必要があるため、準備にはそれなりの時間がかかってしまいます。しかし、会場の雰囲気を作る上で、とても重要な役割を果たしますので、ランダムに決めるという訳にはいきません。今回は結婚式当日に後悔しない、効果的なBGM選びのコツを詳しく解説します。



準備に余裕を持つ

 披露宴では約30~40曲と、沢山のBGMが必要となります。BGMの選曲は、披露宴の内容が決まった後になると思いますが、この時期は恐らく準備で大忙しな筈。もしかしたら、充分な時間が割けずに、直前になってから大慌てで決めるといことも…。そこで、前もって準備できることは、事前にやっておくことがベストです。披露宴のコンテンツが決まる前に、事前に50曲程使う予定の曲を用意しておきましょう。




テーマに沿った曲をピックアップ!


 披露宴の準備では、お二人の個性と、「こういう結婚式にしたい」という想いを表す、テーマを決める方が多くいらっしゃいます。そこで、テーマから連想される楽曲を、ピックアップしてみてはいかがでしょうか。 例えば、テーマが「感謝」に関する内容であった場合、歌詞や曲調を気にしてみるのもポイントです。

おすすめBGM

  • いきものがかり  - ありがとう

  • Ed Sheeran   – Photograph


△いきものがかり - 「ありがとう」


△Ed Sheeran – “Photograph”




  普段聞く音楽をまとめよう!


 最近ではSpotifyやYouTube Musicなどで音楽を聴かれる方も多いでしょう。そこで、お二人が普段聴く楽曲をプレイリストにまとめてみてはいかがでしょうか。ストリーミングサービスでは共有プレイリストを作成できる機能もありますので、音楽を聴きながら、「これだ!」と思った曲をどんどん追加していきましょう。ただし、注意点として、会場で使用するBGMは、レンタルCDやダウンロード販売ではない原盤が必要となる事があるので、入手しやすい楽曲を選ぶのが吉です。





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感情の流れを考える

 披露宴はコンテンツによって、さまざまな感情が交錯します。そこで、催しごとに感情の流れに沿ったBGMを選ぶことが大切です。入場シーンでは、壮大で感動的な曲や、入場されるお二人のイメージに合った曲を。懐かしい想い出に馳せたり、家族に感謝を伝えたりする場面では、静かな、しんみりとした曲を。そして、披露宴での楽しい催し物では、明るく元気な曲を選んで、ゲスト全員が笑顔になるような選曲を心がけましょう。では、実際のコンテンツをいくつかピックアップしましたので、よく使われる楽曲を見ていきましょう。




  披露宴入場


 様々な演出をしながら新郎新婦が披露宴会場へ入場する場面です。ゲストが手拍子をしながら迎えてくれることが多いので、誰でも一度は聞いたことがある、有名でテンポの良い1曲を選びましょう。また、ここでお二人がよく聴く曲や、ゆかりのある曲を選ぶとよいです。

おすすめBGM

  • YUI - 「CHE.R.RY」

  • Bruno Mars – “Marry You”


△YUI - 「CHE.R.RY」


△Bruno Mars – “Marry You”




  祝杯


 音頭を取る方の「乾杯!」の発声と共に、会場にいるすべての人々がグラスを掲げ、皆で声をあげる場面です。音頭の後に再生開始する事が多いので、出だしから盛り上がる明るく華やかな1曲を選びましょう。他に、祝辞等をお願いしている場合は、スピーチの妨げにならない歌詞の無いインスト曲を、一曲用意しておきましょう。

おすすめBGM

  • ウルフルズ - 「バンザイ~好きでよかった~」

  • Louis Armstrong – “What A Wonderful World”


△ウルフルズ - 「バンザイ~好きでよかった~」


△Louis Armstrong – “What A Wonderful World”




  ウエディングケーキ


 ケーキにナイフを入刀。更にはお互い食べさせ合う場面です。披露宴で一番盛り上がるシーンであり、絶好の写真タイムでもあります。曲に合わせて、音量を上げながらケーキ入刀を行うことが多いので、サビがハッキリしている1、2曲を選ぶのが良いでしょう。ファーストバイトやゲストバイトを行う場合は、更に1、2曲用意しましょう。

おすすめBGM

  • 久保田利伸 - 「LA・LA・LA LOVE SONG」

  • Christina Perri – “A Thousand Years”


△久保田利伸 - 「LA・LA・LA LOVE SONG」


△Christina Perri – “A Thousand Years”

 



  ご両親へのお手紙・記念品贈呈


 お二人がこれまでの感謝の気持ちをご両親へ伝えし、新たな人生への第一歩を踏み出す大切な場面です。また、お手紙をお聞きになって、ご両親やゲストが涙を浮かべる場面でもあります。ここでは、歌詞の無いインスト音源を使用することで、お手紙の言葉に集中できるため、とてもお勧めです。メロディーが印象的な、感動を誘う静かな曲を使用するとよいでしょう。

おすすめBGM

  • 中島みゆき – 「糸」

  • Eric Clapton – “Wonderful Tonight”


△中島みゆき – 「糸」


△Eric Clapton – “Wonderful Tonight”




  エンドロールVTR


 当日の様子や、前撮りの写真を披露宴の最後に映像で流し、披露宴を振り返りながら締めくくります。制作を委託している場合は、好きな曲を使用できます(委託先によっては、異なる場合があります。)お二人にゆかりのある思い出の曲、よくご一緒に聞かれる好きなアーティストの曲を使用するとよいでしょう。また、歌詞に意味がある曲にメッセージを乗せて届けるというのもよいです。

おすすめBGM

  • Mrs. GREEN APPLE – 「僕のこと」

  • Blue – “The Gift”


△Mrs. GREEN APPLE – 「僕のこと」


△Blue – “The Gift”





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使用する楽曲の権利を確認する

 結婚式で音楽を使用する際には、曲の権利の確認が不可欠です。音楽の著作権は、作曲家、作詞家、演奏者など、様々な権利者によって保護されているため、これを侵害することなく適切に音楽を使用することが大切です。楽曲の権利を侵害しないよう、各会場のルールに従い、著作権フリーのBGMを選択するか、正式な許可を得ることが大切です。著作権に関する法的な問題を避け、ストレスなく結婚式を楽しむために、必ず事前に確認を取りましょう




  曲を流すために必要な申請は?


 披露宴のBGMで版権曲を使用する場合、一般社団法人音楽特定利用促進機構(ISUM)へ申請をすることで利用できます。ISUMでは、著作権・著作隣接権のレコード会社との手続きを代行しています。個人での申請は受け付けておらず、会場や映像制作会社等のブライダル事業者と契約しているので、問い合わせを行ってみましょう。

 



  依頼した収録ビデオは要注意!


 結婚式の記録映像を、専門の会社に依頼する方は多いと思いますが、ここでも「使用する楽曲の権利」に注意する必要があります。会社が商品として披露宴のビデオを音ありで販売する場合、披露宴会場内で流れていた全曲のレコード会社から、許可を受ける必要があります。そこで、BGMを使用している箇所の音は、削除されてしまう場合がほとんどです。折角依頼した結婚式のビデオに、音が入っていなかったとしたら、恐らくとても残念な気持ちになると思います。





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まとめ

 結婚式のBGM選びは、お二人の共有する物語を音楽で表すものです。それは、過去の思い出を振り返り、現在を祝福し、未来への期待を込める旅のようなもの。感情の流れを考慮し、ゲストが共感できる曲を選ぶことで、その日がさらに特別なものになるでしょう。また、法的な側面にも注意を払い、すべての曲を適切に利用することが重要です。こうして、音楽を通じて、お二人だけの素晴らしい物語を紡ぎ出しましょう。これからの人生が、今日選んだ曲のように調和と喜びに満ちたものになることを願っています。感動的な結婚式を迎え、想い出に残る、幸せな一日を迎えましょう!!

  

 シェリ・アンジュの「ライブエンドロール」では、お二人の好きな楽曲に乗せながら、当日の様子を、披露宴の最後に上映します。更に、その音源を残したままお渡ししますので、後日見返すことも可能。大切な一日を、まるで音楽のPVを見るように振り返ることが出来ます。最近注目されている「韓国風」エンドロールムービーにも対応。最前線で活躍するカメラマンが、お二人のご要望に丁寧に対応させて頂きます。この機会に、是非ご検討下さい。




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